ナノダイヤモンドは安全

query_builder 2020/10/30
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今回はちょっと専門的な話をしたいと思います。


ナノダイヤモンドが安全なのは本当ですか?と

化学を勉強したかたからの質問が時々くるのですが、

「ナノ」が付く物質を使う商品の多くは、より効果的な化学反応を謳うキャッチコピーが多いからなのです。


もちろん、弊社の取り扱うナノダイヤモンドも化学反応を起こすのですが、ポイントは化学反応によって人体に毒性を示すかどうかなのです。


反応によって分解されること、生成されるものが毒性を有するか?です。もちろん毒性も希釈してしまえば「人体の許容範囲」ということで人体に無害となるのです。その代表的なものが次亜塩素です。もちろんアルコールも同じかもしれません。

しかし、毒性を発揮する濃度レベルが圧倒的に違う訳です。

次亜塩素などの塩素系素材を扱う商品は、濃度が0.01%程度の濃度です。1万分の1!1リットルの薬剤であれば0.1mlしか入っていないのです。水に1滴か2滴しか混ぜていない「ほぼ水」という商品を安全、安いという理由で沢山使用されているのです。


こういう、強力すぎる効果を持つものを、人の口に入る物を保存する冷蔵庫に使用するのは如何なものか?と筆者は考えます。別に塩素系の薬剤を全否定するつもりはありません。現在のコロナウィルスの建物等の消毒においては感染リスクを極力下げるための目的で常用する訳ではないので、有効な使い方と考えます。


ナノダイヤモンド触媒はその道の勉強をした方であれば、直ぐに「ラジカルスカベンジャーですね?」と返ってきます。

作用の具体例としては物質の酸化反応を邪魔して酸化の原因となる物質を分解、他の物質にし合成する。というものがあります。よく聞く言葉に直すと「抗酸化作用」という言葉です。

他にニオイ成分や、菌、ウィルスに対しても分解し他の物質に合成してしまいます。

ナノダイヤモンドと同じ「炭素」が原料となる「フラーレン」という成分を耳にされた方は多いのでは無いでしょうか?

そう、化粧品によく使用されているものです。


フラーレンもナノ粒子です。しかし安全です。

大事なのは「安全」の基準をどこに取っているか?ということです。元々毒性が無い、または低いのか。それとも毒性が強いものを希釈して人体の許容範囲に抑えたものなのか。


今回は専門的で長くなりましたが、ナノダイヤモンドの事を少しでも知って頂けたら嬉しい限りです。

因みにナノダイヤモンド触媒はその安全性が認められ、航空宇宙材料規格であるAMS規格も取得しています。

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